咳について

って動物でもするの?

犬も猫も咳がでることがあります。

実際に咳をしているところを見たことがないと知らない方もいらっしゃいます。

オーナー様に猫の咳とくしゃみの区別がつきにくいと言われたことがあります。犬では”逆くしゃみ”という症状と咳が見分けがつかないことがあります。”逆くしゃみ”は鼻の奥の方から出る音で、口を閉じたまま大きな音がでます。鼻の中の粘膜の刺激で起こる発作的な症状と言われています。
また、強く咳した時に吐いてしまうこともあり、どの症状に注目したらいいのかわかりにくい時もあります。

私たちもむせて急に咳が出ることはありますが、たいていはすぐ治ります。
動物も同様に、一時的な咳であれば問題ないかもしれません。

でも、やっぱり一回でおさまらない時は受診を考えた方が良いですね。
是非以下のような点について確認してみてください。

  • 咳はいつから続いているか、その頻度は
  • 一度に出る咳は何度もするのか(大まかな回数)
  • きっかけはあったのか

より細かい点では

  • 咳の音の強さ弱さ
  • 痰が出るような咳なのか
  • 席が出る時間帯(例 朝、夜、一日中)
  • どんな時に出ているか(例 寝ている時、遊んでいる時、ご飯食べた時 )

咳で疑う病気には呼吸器(鼻、喉から肺まで)や循環器(心臓)の異常を疑うケースは多いですが、消化器の異常があっても出ることがあります。

わんちゃんの咳は心臓も気管も悪いといったように原因が複合的なことが多いですが、一方、猫ちゃんの咳は呼吸器の異常を疑うケースが圧倒的に多いです。

症状がよくわかない場合はスマートフォンで動画を撮って見せていただくとヒントになることもありました。

ご心配なことがあればご相談くださいね。

この記事を書いた人

巡 夏子

大学卒業後、北海道の中核病院で内科や外科診療に携わった後、関東の夜間救急病院で勤務しながら大学病院や2次診療施設で循環器診療を習得。その後、2つの一般病院で診療部長や副院長として診療にあたる。2023年、渋谷区元代々木町に「めぐり動物病院 元代々木」を開院する。